スタッフ・K 初投稿
皆さんこんにちは。
先日ノースエンジニアリングの一員となりました、スタッフ・Kです。
実は今回建設業界に異界から何も知らずに入ってきたので、「家について考えたい」という方に対してのおすすめや詳しい工法については書くことができないのですが、「家のこと考えたいけど、何も知らない…」という方と一緒に、ちょっとづつ私が勉強した基礎的な知識を共有することができれば、と思っております。
参考書も書けるだけ書いていきたいと思っているので、本読むのが得意な方はぜひ出典書籍などお手に取っていただければ。
さて、まず建築と言うと様々な建物がありますね。古いところだと奈良・法隆寺の五重塔や東大寺、二条城etc…。最近で話題になったものだと東京スカイツリーや、新国立競技場も只今建設中ということで。スカイツリーは特に日本刀を元にした「そり」と「むくり」があるデザインにより、左右対称に見えるのは3ヶ所しかないそうです。そう考えるとやはりちょっと不思議な建造物な感じがしますね。
と言っても前例に上げたものは相当大型の建造物ですよね。個人の家を考える上では比較対象が大層過ぎる気もします。が、実は建物って主だったものざっくり把握する程度ならそんなに種類ないみたいなんです。
基本的には【何で作るか】×【どういう構造でつくるか】
によって大きく分類されています。
それでは、前置きが長くなりましたが今回の本題【何で作るか】について緩めに紹介させていただきます。
①木造
【木】は古くから使われている伝統的な材料ですね。やはり日本では手に入りやすく調達しやすかったのでしょう、竪穴式住居にも木の柱が立っていた窪みがよく見受けられます。現在でも8割の住居が木で出来ており、馴染み深い材料です。
②鉄骨
【鉄骨】は[重鉄骨][軽鉄骨]に別れます。どちらも火に弱いですが、重鉄骨は間取りの自由度が高く開放感のある作りにすることも可能です。強度もあり地震にも強いので高層の建物にも使われます。ただこの場合コストが嵩むというデメリットも…。軽鉄骨はそのほとんどを工場で作りますので工期も短く、震災時には仮設住宅として建てられることも多い材料です。
③鉄筋コンクリート
コンクリートは道路の舗装などで1日何度も目にするほど日常有り触れた材料ですね。コンクリート自体は引っ張った時の力に弱く割れやすいのですが、その割れやすさを鉄筋の引っ張ってもなかなか折れない壊れない、という特徴でもってフォローした材料で耐火性の高さも売りです。
④鉄骨鉄筋コンクリート
【鉄骨】と【鉄筋コンクリート】を組み合わせた【鉄骨鉄筋コンクリート】は鉄骨のもうひとつの弱点「上下から力がかかると折れてしまう」を鉄筋コンクリートでフォローした凄い材料です。大空間が作れるので音楽堂などによく使われていますが、残念ながらコストがピカイチ高く民間で作られたものはほとんどないそう……。
といった材料が主に日本で使われている材料になります。
その他に【石】や【コンクリートブロック】も材料としてあるのですが、日本では手に入れずらかったり、耐震性の問題もあって上記4種類の材料が主となるようです。
材料ひとつとってもメリットデメリットは様々ですので、生活スタイル、お金の問題など考慮して少しでも楽しく家づくりについて考えいただければなぁと思います。
それでは長々失礼致しました。皆様よい家づくりライフをー