けんせつ小町

『けんせつ小町』

4年に一度の冬期オリンピック、平昌(ピョンチャン)オリンピックも終わりました。
TVに釘付けになった方も大勢いたかと思います。特に女子スピードやカーリングには夢中になったかと思います。

昨今、団体種目の競技では、チームを愛称で呼ぶ事が多くなり、カーリング女子は『クリスタル・ジャパン』又は『カー娘(かーむす)』。
アイスホッケー女子日本代表チームは『Smile Japan』男子サッカーは『SAMURAI BLUE』、女子サッカーは『なでしこジャパン』
男子野球は『サムライジャパン』、女子バレーボールは『火の鳥NIPPON』、シンクロナイトスイミングは『マーメイドジャパン』と呼ばれています。

一方建築においても、現場に従事する女性技術者・技能者を愛称で『けんせつ小町』と呼んでいます。

これまでにも「土木女子」の略称である「どぼじょ」との愛称が用いられてきたが、土木だけではなく建設業界全体に女性進出が見られるようになり、一般社団法人 日本建設業連合会は『人手不足を打破』と「女性が活躍できる建設業」を目指した官民あげての取り組みの推進において、
2015年に建設業で活躍する女性の愛称として『けんせつ小町』を掲げ、女性活躍を推進する活動を行い、国は建設現場で働く女性の割合を5年で2倍にする計画を立てています。

ちなみに、『けんせつ小町』という新名称は、一般からの公募2940件よりゼネコン各社の女性技術者17人が選び決められた。
職人は、基本的に体力、腕力に自信があって、怪我と弁当は自分持ちと言われる世界で、建設現場は女人禁制という認識が一般的です。
確かに数字でみても、2012年労働力調査でも顕著な数字がでており、技能労働者数の就業者数は1,547万人を超えていますが、建設業界で働く女性は約9万人。全体の約0.6%にも満たない数字です。

女性が現場に従事する事により、設備面の改善などもしなければならず、『安心して使える女性専用トイレ、更衣室、シャワー室』の設置や、
『ドレッサーを備えた女性専用更衣室を設置』、『現場詰所に、鏡付コスメボックスを設置』などを充実させなければなりません。

一見費用のかかる事でありますが、反面「職場のイメージUP」「女性目線の環境整備」や、職人と現場員との懸け橋的な役目や、男性社会の固いイメージの中で、女性ならではの円滑なコミュニケーションなど場が和らぐ事もあります。また、女性による、プレゼンや現場の案内など女性ならではきめ細やかな『おもてなし』も期待できます。

政府の働き方改革の推進で、これからますます建設現場に女性技術者・技能者が進出・従事していくことでしょう。

もし建設現場で女性技術者を見かけたら一声「けんせつ小町!」と呼ぶだけでも、きっと喜ばれると思いますよ。

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