結露について

平成30年の1月は外気温の低い日が続きましたが、北海道のこの時期、室内では結露の発生がしやすい時期となります。
冬場に窓ガラスが曇ったり、水滴がついたりするのが結露です。

なぜ、「結露するの?」「発生させない為の方策は何かあるの?」と、この時期で相談件数がダントツに多いのが結露問題です。

さて、結露の発生のメカニズムですが、空気中に含む事のできる水蒸気の量には一定の限界値があり、温度が高い程多く水分を含む事が出来るのです。そして温度が低いと空気中の水分は多く含めなくなります。
湿度というのは、その限界量に対する実際の水分量で%で表示します。窓が結露するのは、ガラスから伝わってくる外の寒さで冷やされた空気が、空気中の水分量の限界値を越えて水滴化している状態です。

よって、温度の高い部屋で水蒸気が発生しても、結露は理論上発生しません。しかし、外壁に面する壁面の断熱性能が著しく低い箇所では、壁面で発生してしまいます。
また外気に面しているサッシが外気温に連動して気温が上下しますので、ガラス面の表面温度が低くなった時には室内側のガラス面で結露が発生してしまいます。

対策としては、いかに水蒸気を発生させないかもしくは断熱性能のよい、サッシ(ガラスも含む)と外壁材を構築するかです。
人間が居室で生活する以上は、水蒸気を発生させない事は不可能ですので、いかにスムーズに水蒸気を室外に排出するかがキーになりますので、炊事や風呂の使用の際には必ず換気扇を使用する事は当たり前ですが、24時換気もしくはパイプファン、ロスナイの使用によってを通年で使用して部屋で発生した水蒸気量を減少させることで、結露の発生を最小限にできます。

また、結露は北側の寒い部屋で発生しますので、微小でも良いので暖房を付けて、寒い部屋をつくらないようにします。
要は建物全体もしくは全ての部屋をすっぽり暖かくするかです。
断熱性能によっても結露の発生がする場合としない場合が有ります。特にサッシは断熱性能が著しく壁面に比べて落ちますので、費用はかかりますが、断熱サッシ、ペアガラスを使用する事によっても結露を防ぐ事が出来ます。

ガラス面で結露を防ぐために内窓を付けるか、一般住宅では窓下にパネルヒーターを設置する事によって、サッシ・ガラス面自体の表面温度を上げる事によって結露を発生させないよにします。

日本列島は、現在インフルエンザが流行っていて、室内の空気が乾燥をすると、風邪の原因になりますので、冬期間は特に室内で加湿器の使用によって水蒸気量が多くなり、その結果としてガラス面での結露の発生にも結び付く場合もあります。

ロスナイの使用によって室内を乾燥させ、相反する加湿も同時に行わなければならいと言う現象が室内で起きてしまうのですが、前段で述べたように、断熱性のよいサッシ・ガラス・外壁材と全ての部屋を暖かくして、同時に温度・湿度センサーの使用によって適度な乾燥と適度な湿潤な室内環境を各人が行う事によって快適な住空間が実現できるかと思います。

上記のどちらが最優先にしなければならないかと言うと、『それは、温熱環境をよくして、健康な空間を創った上で、内装材による視覚による空間を創る。』と言うのが最も良いかと思います。

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