シニア世代が安心して暮らせる家づくり

シニア世代が安心して暮らせる家づくり

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将来や家族のことを考えて自宅をバリアフリーにリフォームしようとお考えの方は、多くいらっしゃいます。バリアフリーは障壁となるものを取り除き、生活しやすくすることを目的としていますが、高齢者が安心して生活できる自宅というのは、いったいどういったものなのでしょう。

高齢者のケガは自宅で多く発生している

高齢者のケガや転倒などの多くは、自宅で起こっています。内閣府による調査では、高齢者による事故の7割強ほどが自宅内という高い結果が出ているのです。最も多いのが居室や台所、階段となっており、普段の生活で必ず利用する場所でケガや転倒をしてしまうようです。

若い時であれば軽傷ですむ程度の転倒でも、高齢者にとっては重症となることがあります。高齢になると筋力が低下し、バランスを取る能力も衰えてしまいます。そのため、受け身などの反応が遅くなってしまい、転倒したときにとっさに手を出すことができずに体を強くぶつけてしまうのです。

また、高齢者は骨密度も低下しているため、腰や足、腕などが骨折しやすい傾向にあるので注意が必要です。ひどい骨折の場合には、介護が必要になったり、寝たきりになる可能性もあるのです。実際に、家庭内事故で3週間未満の入院を必要とするケガや病気になってしまう事例が、若年層の2倍近い割合で発生しています。

高齢者にとってのバリアフリーとは

高齢者のケガ、転倒防止のために自宅をバリアフリー化する方が多くなっています。手すりをつけたり、段差をなくしたりするなどのバリアフリー化をすることで、ケガや転倒の危険性を減らすことに繋がりますが、それだけがバリアフリーではありません。本当のバリアフリーとは、高齢者が安心して自宅を「動き回れる」ことなのです。

例えば、寝室からトイレへの移動、台所から居室への移動、居室から寝室への移動などがあります。ちょっとした移動でも、高齢者にとっては負担になるものです。そのため、毎日の決まった行動の動線をできるだけ短くし、最短でスムーズに移動できるようにすることが大切です。

また、床材には滑りにくいものを使用したり、ドアの幅を広くしたりといった配慮も行うことで、高齢者が安心して自宅を動き回れる本当のバリアフリーとなります。

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